赤ちゃんポスト

ドイツでは望まれないで生まれた赤ちゃんを託す、
「赤ちゃんポスト」というのがあると聞きました。
ゴミ箱に捨てるくらいなら、ポストに託して欲しいと、
2000年4月にハンブルグのＮＰＯ法人が始めた取り組みだそうです。
産んでしまったはいいけれど、育てられずに思い悩んだ母親が
８週間以内であれば、こうしたポストに赤ちゃんを入れることで
罪に問われることなく、赤ちゃんは養子に出されたりするのだそうです。

理想と現実の差というか、なんだろう・・とても哀しい。


以前、「誰も知らない」という映画を観たことがあるのですが、
この映画に出てくる子供たちは、全員父親が違います。
そして、その子供たちの母親も子供たちを置いてどこかに行ってしまいます。
誰にも知られることもなく、それでも一生懸命に生きようとするその姿。
言葉にならない叫び。
だけど同情するのも間違ってる。。
だって生きることに一生懸命で、一瞬一瞬が本気だからすごくキラキラしてる！
現代の、死んでるように生きてる多く人たちとは大違いだ。。

紙で始まって、紙で終わる、人生。
だけど、
それを彩るのは主人公である自分であることを、
いつも忘れちゃいけないよね。

それに、たとえ誰も知らなくても、
誰かはちゃんと見ていてくれてるものだよ(o^－^o)

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BGM　： Eric Clapton - Tears In Heaven